カテゴリ:人生のこと( 91 )

職人は臆病であれ!

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3月10日で「ミ(3)ント(10)の日」!





昨日の深夜たまたまテレビをつけたら、
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組(再放送)で、
左官職人の挟土秀平さんという方が出ておりました。
私は、彼のあまりの「カッコ良さ」につい見入ってしまいました。

その彼の流儀が、「職人は臆病であれ!」。

彼は、現場で「臆病」に徹し、何度も自分自身に「大丈夫か?」と問いかけるそうです。
「臆病であるからこそ、感覚が研ぎ澄まされ、良い仕事ができる」。
「不安だからこそ、周りの空気をよむことができる」。
番組の中で、そのように語っていました。

もう10年以上前の話ですが、私は以前、営業の仕事をしたことがあります。
そのときに、
「訪問先の玄関の前で、胸がドキドキしない人間は営業に向いていない」と教わりました。
当時は「逆じゃないのか?」と思ったものですが、今はこのことがよくわかります。

挟土さん風に言えば、
「臆病だからこそ、相手の気持ちに敏感になれ、お客さんの要望に応えられる」
といったところでしょうか。

彼の語り口調や雰囲気。
「本当にカッコいい人って、こういう人のことをいうんだなあ」と、
すっかり挟土さんのファンになってしまったサワダです。
だからと言って、彼のために私が何かできるわけではないのですが・・・。

自分の腕一本で食べていくことの難しさ。
彼も30代後半までは「鳴かず飛ばず」だったそうです。
そんな彼が「成功の秘訣(?)」をこう語ってくれました。
「とにかく、ひとつのことをやり続けること」と。

このような言葉、本でもよく目にしますし、頭でもわかっています。
でも、こういった人に改めて言われると、ホント勇気がでるものですね。
私もさらに「がんばろう!」という気持ちになりました。

やはりどんな職業でも、「一流の人」から学ぶことって多いですね。
それにしても、土のソムリエ、挟土さん。
う~ん、「名は体を表す」とはこのことでしょうか?

こんな番組があったなんて、今まで知りませんでした。
調べたところ、どうやら毎週火曜日に放送されているそうです。
「プロジェクトX」の後釜かな?
いずれにしろ、また新たな楽しみが増えました。
みなさんは、ご存知でした?

ちなみに来週は、
あの「ドラゴン桜」のモデルになったカリスマ英語講師、竹岡広信さんだそうです。
番組の詳しい情報はこちら
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by sawayoshi45 | 2006-03-10 00:04 | 人生のこと | Comments(6)

人の役に立つということ

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昨日の札幌は、冬に逆戻り。
こうやって、前進、後退を繰り返しながらも、
確実に春は近づいてくる。
人生もまた然り、といったところでしょうかね。



子供たちに手取り足取り、何でも教えてあげようとする先生と、
子供が自立するまでじっと見守ってあげる先生。
どちらが本当に「子供の役に立つ」先生と言えるでしょうか?

どちらかが「ダメ!」と言いたいわけではありません。
「考えてみたい」という思いから、両極端の例をあげたとご理解ください。
私たちが「その人のため」と思ってやっていること、
本当に「その人のため」になっているのかどうか、ということです。

子供たちに将来の夢を聞くと、
「将来は人の役に立つ仕事がしたい」という子供がいます。
そう言う子供たちには、次のように問い返します。
「じゃあ、人の役に立たない仕事って、どんな仕事?」と。

そうやって考えさせることで、
どんな仕事であっても、何らかの形で「人の役に立っている」ということに気付きます。
そして、
世の中に「人の役に立つ仕事」と「人の役に立たない仕事」があるのではなく、
要は、「その仕事をする人間の心がけ次第」だということにたどり着きます。

まあ、これは、何も仕事ばかりに言えることではありませんね。
私たち大人が子供を見るときも同じことが言えると思います。

世の中に、最初から「いい子」と「悪い子」がいるわけではありません。
「先入観や偏見」「世間の常識」といった「フィルター」をたくさんもっている大人が、
「色メガネ」でもって、子供たちを「いい子」「悪い子」と勝手に判断している、
なんだかそんな気がします。

勉強の苦手な子供たちはよく、
「先生の教え方がヘタだから・・・」「教材が分かりにくいから・・・」と言います。
でも、本当にそうでしょうか?

先生によって、教材によって、多少の違いがあることは確かに認めますが、
本当に先生や教材だけの問題なのでしょうか?
「勉強する側」にまったく問題がないといえるでしょうか?
ここをしっかり子供たちに考えさせることも、私の仕事だと思っています。

話がちょっとずれてきましたね。
修正します。

本当に「人の役に立つ」とはどういうことか、
私たちはよく考えてみる必要があると思います。
単に「人に何かをしてあげること」を「人の役に立っている」と思うのは、
少々浅はかな考えのような気がします。

これは私の勝手な思い込みかもしれませんが、
本当に「人の役に立つ仕事をする」には、
必ず「苦しみ」が伴うのではないかと思います。
なぜなら、「役に立っている」か「役に立っていないか」の見極め自体、
とても難しいことだと思うからです。

そしてその「はざま」で一生悩み続け、葛藤する覚悟がある人間、
つまり、「苦しむこと」を覚悟している人間だけが、
「人の役に立っている」と言える資格があるのではないか、そんな気がします。
まあ、もっともそういう人であれば、
「自分は人の役に立っている!」と、軽々しく言うことはしないでしょうけど・・・。

「我こそは人の役に立っている!」と大きな顔をしている人間と、
「本当に役に立っているんだろうか?」と常に疑問をもち、葛藤と闘っている人間。
少なくとも私だったら、後者に好感を持ちますが、
さて、みなさんはいかがでしょうか?
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by sawayoshi45 | 2006-03-09 00:08 | 人生のこと | Comments(7)

親友の「死」から学んだこと

多分、北海道だけでの放送だったのではないかと思いますが、
昼のテレビで「13歳の遺言」という番組をやっていました。
昨年の9月に放送された番組の再放送らしいので、
すでにご覧になっている方もいらっしゃるかも知れません。

私は今日初めてその番組を観たわけですが、
それを観ながら、もう20年以上も前の出来事がよみがえり、
昨日に引き続き、またもや涙ぐむという失態(?)を演じてしまいました。

実は私も13歳のとき、同級生の親友を失っています。
彼とは小学校からの友達で、よく悪さをしては、先生に叱られていたのを憶えています。
もちろん中学校も一緒でしたが、中1の後半から、彼は学校に顔を見せなくなりました。
肺ガンということでした。

何度かお見舞いにも行きましたが、日に日に髪が抜け、
元気がなくなっていく彼を見るのは、まだ13歳だった私には、辛すぎる体験でした。
約半年の闘病生活の末、彼は息を引き取りました。
不思議と涙は出ませんでした。

彼の葬儀では、友人代表として、
生まれてはじめて弔辞を読むという大役を担いましたが、
そのときは頭が真っ白だったせいか、何を言ったのかまったく憶えていません。
人間、あまりにショックが大きいと、
涙すら出なく、その記憶もなくなくなるというのは、どうやら本当のようです。

彼が自らの「死」をもって、私に教えてくれたこと。
それは「人間、生きているだけで幸せ」ということです。

生きたくても生きられなかった彼のことを思うと、
少々辛いことがあっても、不満なんか言っていられません。
もちろん、私も人間ですから、「欲」もあれば、ときには「不満」を持つこともあります。
でも、そんなときは、いつも彼のことを思い出すようにしています。

昨日の番組でアシュリーちゃんが言っていた「人生は不満を言うほど悪くない
といった言葉も、きっと同じようなことを教えてくれているのではないかと思います。

私の好きな言葉に、「少欲知足(しょうよくちそく)」という言葉がありあす。
仏教用語のようですが、意味は文字通り「欲を少なくして満足を知る」ということ。
不満を持つのは、結局のところ、「欲」が大きいという証拠。
その「欲」を少なくしさえすれば、
「不満」もなく、楽しい生活が送られるということではないでしょうか。
これからも、この言葉を肝に銘じて、生きていければと思います。

彼が亡くなってから今年で23年。
あと3年で、私も彼の3倍の月日を生きることになります。
その間、自分が今までしてきたことを振り返ると、正直、恥ずかしい限りですが、
まあ、これからの人生で何とか取り返していければと思っています。

もしかしたら、「オレのことをネタにしやがって!」と怒っているかもしれませんね。
まあ、それはそれで、
いつか天国(自分が天国に行けるかどうかはまだ定かではありませんが・・・)で、
会うことがあったら、謝ることにしようっと。
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by sawayoshi45 | 2006-02-20 00:02 | 人生のこと | Comments(2)

難病と闘う子供たち

先日、TBSで「難病と闘う子供たち」という番組が放送されていました。
私は録画しておいて、それを今日観たわけですが・・・、

皮膚がどんどんはがれ落ちる先天性魚鱗癬(ぎょりんせん)。
痛みを感じることも、汗をかくこともできない無痛無汗症。
突然、体の機能が失われていくレット症候群。
太陽の光を浴びることができない色素性乾皮症(XPともいうそうです)。

世の中には、私たちが知らない病気を背負った人たちがたくさんいること、
今さらながら思い知らされました。

たいした苦労もしたことのない私のような人間が、
こういったことを言うのも、本当におこがましい限りですが、
この番組に登場した子供たちも、その病気の子供たちを見守る親御さんも、
とても明るく、前向きな姿に感動しました。

それと同時に、お金がどうの、仕事がどうのといった自分の悩みが、
すごくちっぽけなものに感じられ、とても恥ずかしい気持ちにもなります。
こういった番組をみると、すぐに涙ぐむようになったのも、年のせいでしょうかね。

さらに今日の「サイエンスミステリー4」という番組では、
普通の人よりも10倍近くの速さで老化が進行してしまう
プロジェリアという病気(世界に30人ほどいるそうです)と闘っている
アシュリーちゃんという14歳の少女が出ていました。

彼女が最後に言った
人生は不満を言うほど、悪くない」という言葉がとても印象的で、
またしても涙ぐんでしまった私です。

ところで、昨日の記事で、私は「無知」だからこそ、人を簡単に批判できると書きました。
スポーツ選手の気持ちを理解するには、自分もそのスポーツをやることです。
勉強で苦しんでいる子供の気持ちを理解するには、自分も勉強することが必要です。
その人の苦しみを知るためには、その人の立場になることだと思います。

でも、病気の子供の気持ちを理解するために、自分が病気になることは不可能ですよね。
そんな私たちにできることといえば、
世の中には、そういった人たちがいるという現実を「知ること」であり、
また「知ろうとする努力」をすることではないかと思います。


昨日も書きましたが、「無知ほど恐ろしいものはない」、
これらの番組を観て、改めてそう思いました。

それにしても、こういった境遇の中でも、明るく前向きに生きている人たちがいれば、
他人の子供を2人も刺殺してしまう母親もいる。
この違いは、いったいどこからくるんでしょうかね?
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by sawayoshi45 | 2006-02-19 00:00 | 人生のこと | Comments(3)

就職?それとも就社?

「就職」とは、文字どおり、「職に就く」ことです。
そして「職に就く」ということは、「その道のプロになる」ことだと思います。
「プロ」の定義は難しいところですが、
私は、「報酬をもらって仕事をしている」人なら、
誰もが「その道のプロ」であると思うし、また、そうあるべきだと思っています。


たとえ会社での扱いが、非常勤やアルバイトであっったとしても、
パン屋さんの店員は、「パンのプロ」であるべきだし、
本屋さんに勤めるなら、「本のプロ」であるべきだと思います。
さらに「接客のプロ」であることも必要ですね。

教育の世界に身を置く人は、「教育のプロ」です。
でも「教育のプロ」といっても、
24時間、教育のことだけを考えていればいいということではありません。

人間を相手にする仕事である以上、
「人間学」を学ぶ必要もあるでしょうし、
ニュース、本、映画、音楽、スポーツ、芸術、・・・・・などなど、
さまざまな話題にも通じていなければならないと思います。

学校の勉強には、「答え」もあるし、ある程度の「ゴール」も定められていますが、
仕事の勉強には、「答え」もなければ、もちろん「ゴール」もありません。
言ってみれば、「一生勉強」ということです。
「職に就く」ということは、そういった「覚悟」をすることだと思います。

今、就職活動で悩んでいるみなさん、
あなたの「就職活動」、単なる「就社活動」になっていませんか?

「数うちゃ、当たる!」と思って、面接に行っていませんか?
ただやみくもに面接を受けたところで、相手は、人事の「プロ」。
すぐに見破られるのがオチだと思います。

その会社の「知名度」や「給料」ばかりをあてにして、
「やりたいこと」もなく、「信念」も持たない人が面接にきたところで、
あなたなら、採用しようと思いますか?
逆の立場で考えてみれば、
自分が何をするべきなのか、わかってくるのではないでしょうか。


なんだか説教じみてきたので、ここでちょっと話題転換。

今日(ホントは昨日)は、バレンタインデー。
といっても、私のような人間にチョコレートをくれる「奇特な人」は、
妻ぐらいなものですが、今日は訪問先のお母さんからもいただいたので、
私としては「大豊作(?)」でございました。

妻はバレンタインデーにこじつけて、
自分が食べたいチョコレートを買ってきては、
結局、自分でほとんど食べてしまうという「はなれわざ(?)」を毎年やっております。

まあ、そういった意味では、
我が家は今日に限らず、毎日がバレンタインデーのようなもの。
もちろん、そんな我が家にホワイトデーはありませんが・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-02-15 00:31 | 人生のこと | Comments(0)

スポーツから学ぶ

日本代表ではありませんが、フィギアスケートペアのアメリカ代表として、
今回のオリンピックに出場している井上怜奈選手。
彼女のこれまでの壮絶な人生が、昼のワイドショーで特集されていました。

オリンピックが始まると、各局でこういった特集よくされていますね。
人によっては、こういった番組、
「お涙ちょうだいもの」と嫌っている方も多いようですが、
「人間観察」が好きな私は、こういった話、決して嫌いではありません。
いや、むしろ好きで夢中になって見ていることが多いです。

スポーツ観戦が好きなのも、こういった選手たちの「ウラ側」を垣間見ることで、
自分自身、学ぶところが大きいからだと思います。
一流のスポーツ選手から学べることって、本当にたくさんあるなと思います。

彼女のことは、きっとこれからも、あちこちの番組で特集されると思うので、
ここではあえて詳しいことは書きませんが、
「才能がない」と言われた子供時代、
父親の病死、
そして彼女自身のガン克服・・・、などなど、
本当に大変な思いで手に入れたオリンピック出場のようです。

何の知識もなく、ただ結果のみで一喜一憂するのと、
こういった選手の「背景」をある程度知ったうえで、応援するのでは、
やはり気持ちの入り方も違うと思いますし、
そこから学べることもまったく違ったものになるような気がします。

それにしても、こういった選手たちって、
本当にさまざまな苦難を乗り越えてきている人が多いですね。
神様はそれに耐え得る人間に、それ相応の試練を与える
という言葉を聞いたことがありますが、本当にそうなのかもしれません。
特に何事もなく、今まで生きてきてしまった私にとっては、ちょっと耳の痛い話です。
それとも、これも「正負の法則」というものなのでしょうか。


さてさて、話は変わりますが、
北海道の中学生は今週からいよいよ「テスト週間」。
受験生は私立高校の入学試験、それ以外の中学生は学年末試験が始まりますね。

子供の将来にとって最良の結果は、一生懸命やって落ちること。
最悪の結果は、何もしないで受かること

という言葉を聞いて、なるほどと思ったことがあります。

もちろん「落ちたほうがいい」と思っているわけではありませんが、
あまり結果ばかりにとらわれることなく、
今の自分に出来ることをしっかりやる、

つまり「100%理論」で、試験にのぞむことが大切だと思います。

それでは受験生のみなさん、そして将来の受験生のみなさん、
月並みな言い方ですが、がんばってくださいね。    
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by sawayoshi45 | 2006-02-14 00:02 | 人生のこと | Comments(0)

内観

私たちが普段「自分の目」で見ている風景は「外観」。
それに対して、いわば「心の目」で自分を見つめるのが「内観」です。
「内省」とも言いますね。
仏教用語のようですが、
人生において、最も大切なことのひとつではないかと私は思っています。

例えば、誰かとケンカや口論をした後に、
「う~ん、ちょっと言い過ぎたかな。明日会ったら謝ろう!」と思える人は、
「内観」がしっかりでき、心が成長できる人です。

一方、気の合う仲間を探しては相手の悪口ばかりを言って、気を紛らわそうとする人は、
「内観」のできない人、つまり、心が成長しない人です。
これの行き過ぎた形が「イジメ」だと思います。

「内観」するためには、「孤独の時間」が必要です。
でも最近は、通信ゲーム、パソコン、ケイタイと、
24時間、常に誰かとつながっていられる道具が豊富です。
その分、昔に比べるとやはり「孤独の時間」が減ってきているような気がします。

いや、こう書いている私自身、最近パソコンに向かっている時間が多くなり、
あまりエラそうに言える立場ではないのですが・・・。

最近の子どもたちは、どこかで「友達の多さ」を競っているように思えます。
「友達が多い=カッコいい」ということなんでしょうか。
「友達が多い」のは、それはそれでいいことなのかも知れませんが、
「友達が少ない」からといって、悲観する必要はありません。

「友達が少ない」ということは、
それだけ「孤独の時間」が多くなり、「内観」する時間が増えるということ。
つまり、それだけ「心が成長できる」というように捉えたほうがいいですね。
ものごとは何でもいいほうに考えましょう。

「孤独は人を賢者にする」。
なかなか奥深い言葉ではありませんか。ねっ!
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by sawayoshi45 | 2006-02-07 00:11 | 人生のこと | Comments(0)

100%理論

世界一受けたい授業」という番組で、
ヤンキースの松井秀喜選手が、特別授業をやっていました。

彼が提唱したのは、ズバリ「100%理論」。

70%でもダメ、120%でもダメ。
あくまで、「100%」が大切だとか。

といっても、「完璧主義」でなければいけないということではありません。

まあ、簡単に言えば、
「自分に出来ること」と「自分に出来ないこと」を明らかにして、
「自分に出来ること」で100%の力を発揮することが大事ということです。

自分の力を過信し、
120%の力を出そうとしても、無理が生じるということですね。

「諦める」という言葉があります。
通常は、あまりいい意味で使われることはありませんよね。
一般には、「諦めない」ことがいいこととされてるようです。

でもこの言葉、仏教の世界では「明らめる」と書いて、
実はいい意味で使われるそうです。
つまり、自分の力を「明らかにする」という意味だそうです。

松井選手の授業を聞いて、ふと、このことを思い出しました。
「自分に出来ること」と「自分に出来ないこと」を明らかにする。
まさに「明らめる」ということですね。

なるほど、私も「今の自分に出来ること」を明らかにし、
「100%の力を出せる努力をしなければいけないな」
と改めて思いました。

授業の最後に、脳科学者の茂木健一郎先生がおっしゃっていました。
天才とは、努力の仕方を知っている人」だそうです。
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by sawayoshi45 | 2006-02-05 00:00 | 人生のこと | Comments(2)

人は迷惑をかけながら生きている

「人様に迷惑をかけることだけはやめなさい!」

親が子供に向かって言う代表的な言葉です。
でもこの言葉、私は正直言って、あまり好きになれません。
この言葉、裏を返せば、

「人に迷惑さえかけなければ、何をやってもいい!」と聞こえてしまうのです。

「電車のなかで化粧をしてもいいじゃないか、だって人に迷惑かけてるわけじゃないし」。
「地べたに座っておしゃべりしてもいいじゃないか、だって人に迷惑かけてるわけじゃないし」。
「援助交際したっていいじゃないか、だって人に迷惑かけてるわけじゃないし」。

さらには、

「自殺したっていいじゃないか、だって人に迷惑かけるわけじゃないし」という人までいます。

でも、そもそも私たちは、本当に人に迷惑をかけずに生きていくことって出来るのでしょうか?

ここでちょっと、私の仕事を例にとってみます。
一応、「子供のため」「教育のため」とエラそうに大義名分を抱えてやっておりますが、
報酬を頂いている以上、
その親御さんのお財布に「迷惑をかけている」ということにもなります。

これはお医者さんでも弁護士さんでも「ボランティア」でやっているわけでない限り、
同じことが言えるのではないでしょうか。

さらに極端な話をさせていただくと、
私たちは、ただ「生きている」というだけで、
地球や自然に「迷惑をかけている」ということになるのではないでしょうか。

普段の生活で、二酸化炭素もゴミも排出していますよね。
これが「地球温暖化」の原因なわけですから、
やっぱり地球に「迷惑をかける」ということになり、
結果、地球上に住む他の人たちに「迷惑をかけて生きている」ということになりそうです。

ちょっと話が大げさになりましたが、結局何が言いたいかというと、

「人様に迷惑をかけるな!」と子供に説教するよりも、

私たちは「普段から人様に迷惑をかけながら生きている」ということを自覚し、
「いろんな人たちに支えられて生きている」ということに感謝できる気持ちをもつことこそが、
大事なのではないかということです。

「私は誰にも迷惑をかけたことはありません!」と平気で言える人ほど、
「迷惑な人」が多いように感じる今日この頃でございます。
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by sawayoshi45 | 2006-01-29 00:55 | 人生のこと | Comments(0)

「後ろめたさ」を持って生きる

何年か前の話ですが、あるテレビ番組で、
臨床心理学者の河合隼雄さんがこんなことをおっしゃていたのを覚えています。

「『後ろめたさ』を持っていない人は嫌いですね」と。

その番組を見ていた頃の私は、
「後ろめたさ」だらけの人生を歩んでいるような気がしていたので、
この言葉を聞いたとき、とても救われた思いがしました。

もちろん今でも、親への「後ろめたさ」、自分の過去への「後ろめたさ」
といったものはたくさん抱えておりますが、この言葉を思い出しては、自分を慰めています。
河合さんがおっしゃるには、
「後ろめたさ」を持っている人間ほど、他人にやさしくなれるということ。
まったく「後ろめたさ」を持たない人間は、他人の「痛み」にも気づかないということです。

私は塾に勤める前、フルコミッション(完全歩合制)の外資系企業で
営業の仕事をしたことがあります。
当然、親には反対されましたが、これもまあ「若気の至り」ってやつです。
自分の力を過信していたんでしょうね。

「結果さえ出せば、普通のサラリーマンの何倍も稼げる!」
といった言葉に見事に引っかかってしまいました。

まあ、たしかにそれはウソではなかったんですけど・・・、
やはり現実はそんなに甘くはないというのを思い知らされましたね。
いくら頑張っても、結果が出せなければ収入はゼロです。
そんな月が2か月、3か月と続いたこともありました。
今思えば、当時生きていたこと自体、不思議でなりません。

私の「実力」が足りなかったといえばそれまでなんですが、
私にとってははじめての「挫折」だったと思います。
結局食べていくことが出来なくなり、転職を余儀なくされました。
といっても、今もこうやってひとりで活動しているわけですから、
職種は変わっても「完全歩合」という点では、当時とまったく変わっていません。

あまり「組織」には向かない人間のようでございます。
今でも決して楽な生活ではありませんが、
まあ、これが今の私の「実力」でしょうから、それも致し方ありません。

いろんな方々のブログを読んでいると、
よく「給料が安い!」と訴えている教師の方がいらっしゃいます。
教師が給料についてブログでとやかく書くのもどうかと思うのですが、
私からすれば、「食べられるだけマシでしょ!」と、つい思ってしまいます。
「そんなに安いと思うのなら、辞めて民間で働けばいいのに」とも思います。
「実力」さえあれば、たくさん稼げる商売はいくらでもありますからね。

それに、何と比べて「安い!」と訴えているのか、とよく読んでみると、
医者や政治家、または、「一流企業」の部長クラス、
いわゆる「高所得者」と比べているケースが多いように感じます。
彼らには、「低所得者」の方たちのことは、最初から眼中にないようです。
こんな教師が、自分の学校の「落ちこぼれ」と呼ばれている子供たちに、
いったいどうやって接しているのか、私にははなはだ疑問です。

世の中には、工事現場で働く方たち、ホームレスの方たちを、
「社会の落ちこぼれ」「人生の落伍者」といった目で見ている人たちがいます。
その人たちの事情も考えることなく、平気でこういった人たちをバカにする人たちです。
そんな親や教師に育てられた子供が、
ホームレスの方たちを「人間のクズ」とみなし、殴る蹴るの暴行を加え、
挙げ句の果てには、殺してしまうという事件を起こすのではないでしょうか。

夏の暑い中、または冬の寒い中、汗を流して働いてくれる人たちがいる。
そんな人がいるおかげで、私たちは快適な生活が出来る、
ということを教えるのが、親や教師の役目ではないでしょうか。

すいません。少しアツくなってしまいました。「後ろめたさ」についてでしたね。

そうです。ですから
「後ろめたさを持って生きる」ということは、
「弱い立場」にいる人たちの「痛み」を理解するうえでは、とても大切だということです。


私も「後ろめたさ」をたくさん抱えています。
だからと言って、自分が「魅力がある人間」かどうかと言われると
まったく自信はありませんが、
少なくとも「低所得者」の気持ちはよくわかっているつもりです。
自分がそうでしたからね。

でもまあ、その点に関しては今もあまり変わってない気もしますが・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-01-24 00:59 | 人生のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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