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答は見てもいい

「勉強するときは答を見てはいけない」
と思い込んでいる生徒が多いようです。

きっと小さい頃から親や先生に、
「答を見るのは悪いこと」と、
教えられてきたからだと思います。

確かにただ答を写すだけというのは悪いことですが、
ある程度考えてもわからない問題なら、
素直に答を確認するほうがいいと私は思います。

中学、高校と学年が上がれば、
当然わからない問題も増えてきますので、
答を見ないと勉強は先に進めなくなります。

ですから答を見ることは決して悪いことではありません。
といっても、答を赤ペンで直して、
「はい終わり」では全く意味がありませんよね。

答を見た後は必ず解説を読んで、
理解する努力は必要です。

そして理解出来たら、
もう一度解き直したり覚え直したりする。
それでも理解できない場合は人に聞く。
人に聞いて理解出来たらまた解き直す。
それが本当の勉強です。

つまり、答を見てはいけないのではなく、
答を自分の勉強にどう活かすかということが、
大事だということです。

私は教え子たちに宿題を出すときは、
必ず解答をつけて渡します。

最初は解答を丸写しで、
全問正解になっている生徒もいれば、
解答を一切確認することもなく、
やりっぱなし状態の生徒もいます。

そこからどうやって正しい勉強に導いていくかが、
私にとっての大きな仕事だと思っています。

自分でやって自分で答を確認して、
自分で解けるようになるまで解き直す。

教え子たちには、
そういった自学力をつけて欲しいと、
常々思って指導しているつもりですが、
しっかり伝えていくのはなかなか難しいものですね。






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by sawayoshi45 | 2018-01-30 00:43 | 勉強のこと | Comments(0)

ドラえもんとのび太

漫画ドラえもん。
老若男女問わず、
日本人なら誰もが知っている国民的漫画ですね。

何か困ったことが起きると、
すぐにのび太がドラえもんを頼り、
ドラえもんが便利な道具を出してくれて、
あっという間に問題を解決してくれます。

でもこの話には必ずオチがありますね。

ドラえもんが出した道具は、すぐに暴走し始め、
思いもかけない新しい問題を引き起こします。

それがこの漫画の面白さではありますが、
この漫画を通して作者が訴えていること。

それは何でも楽して問題を解決しようとする、
現代人の日常への痛烈な風刺であると、
以前、本で読んだことがあります。

そんな意図が隠されていた漫画だったとは、
子供の頃は露ほども思いませんでした。

でもこの真実を知って私がふと感じたのが、
今や教育の世界も、このドラえもんとのび太のような、
関係になっているのではないかということでした。

楽して成績を上げる方法を求める生徒と、
その要望に必死に応えようとする塾。
何だかドラえもんとのび太の関係に似ていませんか?

私が塾を辞めてからもう20年経ちますが、
今の塾のサービスは、私が勤めていた頃とは、
比較にならないほど良くなっているようですね。

分からないことはいつでも聞ける環境。
テストが近づけば過去問でテスト対策。
さらには模試の対策までしてくれる塾もあると聞きます。

それはまるで、
「面倒なことは塾が何でもしてあげるから、
キミたちは何も考えなくていいよ」
と言っているように感じます。

そのサービスを否定するつもりはありませんが、
その至れり尽くせりのサービスが、
多くの子供たちを「のび太化」させているのではないか、
そんな気がしないでもありません。

ドラえもんのオチと同じように、
いつかそのサービスが暴走して、
新たな問題を引き起こさなければいいのですが。






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by sawayoshi45 | 2018-01-27 00:14 | 教育のこと | Comments(0)

偏差値よりも、やりたいこと

小5から中3まで約5年間に渡って、
指導させてもらった生徒がいました。

とても優秀な子で、
偏差値的には札幌でも有数の進学校に、
手が届くほどの実力の持ち主でした。

私も当然そのつもりで指導してきましたが、
中3の秋、彼女は突然、
地方の工芸高校への進学を決めました。

ちょっと驚きはしましたが、
彼女がもともと絵を描くことや、
モノを作るのが好きなことは知っていたので、
まあ、それもありかなと思いました。

偏差値だけで高校を選ぶのではなく、
本当に自分のやりたいことを優先した、
彼女の決断はとても立派だなと思いました。

さらに立派なことに、
ほぼ100%受かる状態であっても、
彼女は勉強の手を抜くことは一切なく、
最後まで受験勉強を頑張ってくれました。

その甲斐あって、高校はトップ合格。
入学式では新入生代表に選ばれたと、
メールで報告してくれました。

今は漆職人を目指して頑張っているそうです。

私たちはどうしても、
偏差値をもとに進路を決めてしまいがちですが、
人生は偏差値だけでなくいろんな道があるということ、
彼女は教えてくれました。

彼女の決断ももちろん素晴らしいですが、
学校側からも反対される中で、
我が子の決断を信じた親御さんに、
私は拍手を送りたい気持ちです。

彼女がこれからどんな人生を歩むか、
それはわかりませんが、
きっと立派な職人になってくれるだろうと、
私は信じています。

やりたいことがあるって素晴らしいですね。

偏差値だけで高校や大学を選んできた自分が、
何だかとても恥ずかしく思います(苦笑)。





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by sawayoshi45 | 2018-01-24 00:06 | 人生のこと | Comments(0)

クロスポジション

子供に対してちょっとイライラを感じたとき、
私は自分の子供時代を振り返るようにしています。

「自分はそんなに立派な生徒だったかな?」
「自分も似たような感じだったんじゃないかな?」

そう自問自答をすることで、
子供に対するイライラはすっと収まり、
余計なひと言を言わずに済むことがあります。

このように自分を子供の立場にしてみることを、
「クロスポジション」と言うそうです。

「早く宿題をやりなさい!」
「どうして成績が上がらないの?」
「隣の○○ちゃんは上がっているのにあなたは・・・」

これらは全て余計なひと言ですね。

この余計なひと言を言いたくなったときは、
一度、親子の立場を入れ替えて、
「クロスポジション」してみてはいかがでしょうか?

もしあなたがお子さんから、
「ママ、もっと早くご飯作れないの?」
「どうして料理うまくならないの?」
「隣の○○ちゃんのお母さんは料理上手なのに・・・」

そう言われて、果たしてやる気になるでしょうか?

さらには、
「○○ちゃんのお父さんは出世したらしいよ。
パパはどうなの?」

そう子供に言われて、
やる気になるお父さんはいるでしょうか?

このように自分と子供の立場を入れ替えてみれば、
「ちょっと待てよ」
と自分の気持ちにブレーキをかけることが出来ます。

この「クロスポジション」を使って、
自分の言動を振り返ってみることで、
親子関係、少しは良くなるのではないかと思います。






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by sawayoshi45 | 2018-01-20 22:53 | 教育のこと | Comments(0)

完走すること

マラソンや駅伝を見ていると、
スタートから10キロ地点あたりで、
上位グループと下位グループが、
だいたい決まってくるのがわかります。

駅伝の場合は区間ごとに選手も入れ替わるので、
多少の順位変動はありますが、
マラソンの場合、前半に下位にいた選手が、
後半から急に上位に食い込んでくることは、
めったにありませんよね。

トップでゴールを切る人は、
たいてい前半から上位グループを形成し、
ラストスパートでさらに力を見せつけます。

勉強でも似たようなことが言えると思います。

私も含めて人間は自己中心的な所があるので、
自分が頑張りさえすれば、
簡単に成績も上がると思いがちです。

確かに周りが皆サボっている中で、
自分だけが頑張っているという状況であれば、
簡単に成績は上がります。

でも実際はそんなことはありませんよね。
当たり前のことですが、
頑張っているのは皆同じです。

皆も頑張っている状況の中で、
成績を上げていくというのは、
実はとても大変なことなんです。

「頑張ったのに成績が上がらなかった」と、
テストが終わる度に嘆いている生徒は、
まずはこのことを理解しなければいけません。

確かに塾や予備校の広告では、
下位グループから短期間で、
上位グループに上がった例を目にしますが、
それは宣伝に使われるぐらい、
珍しい例であることを忘れてはいけません。

そんな何百人、いや何千人に1人の例を、
そのまま自分に当てはめるのは危険です。

大事なのは、
上位グループであろうが下位グループであろうが、
最後まで走り切って「完走すること」です。


どれだけ前半で上位グループにいたとしても、

途中で棄権してしまっては、

記録にも残らなければ自信にもつながりませんので。







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by sawayoshi45 | 2018-01-17 23:54 | 勉強のこと | Comments(0)

苦しいときは学んでいるとき

先日、ある受験生に、
「苦しいときは学んでいるときだよ」
といった言葉をかけたら、
「じゃあ、私は毎日学んでるんだ!」と、
笑顔で答えてくれました。

辛い受験生活の中でも、
こんな会話のやりとりを生徒とすることが、
私のささやかな幸せでもあります。

人間は楽しいときよりも苦しいときに、
より多くのことを学ぶことが出来ますよね。

当たり前のことですが、
私も仕事が順調にいっているときよりも、
あまりうまくいっていないときのほうが、
いろんなことを考えます。

つまり「学んでいるとき」です。

昨日と今日はセンター試験でしたが、
きっと多くの受験生は今までの人生の中で、
今が最も「苦しいとき」だと思います。

でもこの時期を単に、
「苦しいとき」で終わらせるのではなく、
「学んでいるとき」と捉えることで、
少しは気が紛れるかも知れません。

合格不合格といった結果はともかく、
この苦しみを自分で乗り越えた人だけが、
次につながる勉強が出来る人だと思います。

ですから子供が勉強で苦しんでいるときは、
安易に手を差し伸べるのではなく、
今はたくさんのことを学んでいるときだと思い、
そっと見守るのも私たち大人の仕事ですね。

もっとも子供がまだ小中学生のうちは、
過度の苦しみを与えることが、
時には「害」になってしまうこともありますので、
多少の配慮は必要だと思いますが。






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by sawayoshi45 | 2018-01-14 23:26 | 教育のこと | Comments(0)

受験は誰のためのもの?

その生徒はかつて「神童」とまで呼ばれ、
近所ではちょっとした有名人だったそうです。

札幌のH中学を目指して、
中学受験専門塾に通いましたが、
あまりにも優秀だったため、
塾からは全国でも難関と言われる私立中学を、
受験するよう強く勧められたそうです。

本人も親御さんも、
その気は全くなかったにも関わらず、
塾側の強い意向のもと、
彼は最難関中学向けのコースで、
必死に勉強して(させられて?)きたそうです。

塾ではトップクラスを維持し続け、
第一志望であるH中学には難なく合格しました。

本人も親御さんもそれで十分満足でしたが、
塾からは、行かなくてもいいから、
全国最難関の中学を受験して欲しい
とお願いされたそうです。

受験に必要な費用も、
塾側が全て負担するとまで言われたそうです。

もうこの時点で、
いったい誰のための受験なのか、
わからなくなりますよね。

私はその生徒と中2の途中に出会いましたが、
出会った頃の彼は、H中学でも下位の成績で、
すでにやる気も失っていました。

親御さんの話によると、中学受験後、
「疲れたからしばらく休ませて欲しい」と言って、
それきり全くやらなくなってしまったそうです。

私も1年ほど指導させてもらいましたが、
小学校で全力疾走を強いられてきた彼には、
復活する余力はもう残っていませんでした。

彼がそうなってしまった原因。

はっきりしたことは言えませんが、
「中学受験の時に無理をさせてしまったからではないか」
と親御さんは悔やんでいました。

もし受験の際、
もう少し気持ちに余裕を持ってやっていたら、
結果は違っていたかもしれません。

受験をきっかけに伸びる生徒は確かに多いです。

でも、大人の勝手な都合によって、
受験で潰されてしまう生徒もいるということも、
私たちは忘れてはいけないと思います。

受験はあくまで本人のためのものであって、
塾の合格実績のためのものではないはずです。






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by sawayoshi45 | 2018-01-11 00:27 | 教育のこと | Comments(0)

親御さんの覚悟

センター試験まで残り1週間となりました。

受験生本人はもちろんのこと、
親御さんも落ち着かない日々が続きますね。

「何とかうまくいって欲しい」

そう願っている親御さんがほとんどかと思いますが、
過去に出会ったある親御さんは受験を前に、
次のようなことを私に言ってくれました。

「母親としては息子に合格して欲しいけれど、
人生の先輩としては落ちることも経験して欲しい」と。

なかなか言える言葉ではないですよね。

その生徒は国公立大学を目指していました。
進学校に通っていましたが、
高1まではあまり成績も良くなく、
高2の途中から私との授業を開始しました。

ガツガツやるタイプではありませんが、
もともとの能力が割と高かったため、
そこから少しずつ成績も上がっていきました。

でも親御さんからすれば、
息子の頑張りはまだまだ。

「国公立はそんなに甘くない」ということを、
息子に身を持って経験させたかったそうです。

結果的にはその親御さんの思いを、
良い意味で裏切ることとなりましたが、
その親御さんの覚悟に、
私も感銘を受けたのを憶えています。

ちなみにその生徒は、今は学校の先生。

きっと今頃、教え子たちに向かって、
「受験はそんなに甘くない」
と言っているかもしれませんね(笑)。

「我が子に合格して欲しい」という思いは、
親御さんとしては当然の思いだと思います。

でもその思いが強くなり過ぎると、
子供に余計なプレッシャーをかけてしまい、
逆効果になってしまうこともあります。

なかなか難しいことではありますが、
このぐらいの覚悟を持って接したほうが、
案外うまくいくのかもしれませんね。






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by sawayoshi45 | 2018-01-06 23:58 | 教育のこと | Comments(0)

仕事始め

明けましておめでとうございます。
今年は割と穏やかなお正月となりましたね。

私は12月31日からお休みを頂き、
明日1月4日が仕事始めとなります。
4日間たっぷりと充電(?)させて頂きました。

さて、中学受験まであとわずかですね。
センター試験までも残り10日となりました。

まあ、毎年のことではありますが、
お正月気分も抜けきらないまま受験シーズン突入。
受験生は本当に大変だなと思います。

もちろん私の教え子にも受験生がいます。

前回の記事「受験の価値」では、
合格不合格だけでなくもっと大事なことがある、
といった偉そうなことを書いてしまいましたが、
やはり全員に合格して欲しいというのが本音です。

残された時間の中で私に出来ることは、
本当にわずかのことでしかありませんが、
生徒が1問でも多く、1点でも多く得点できるよう、
残りの授業を大切にしていきたいと思います。

それではみなさん、
今年もよろしくお願い致します。






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by sawayoshi45 | 2018-01-03 22:13 | 家庭教師 学びの森 | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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