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あら探しよりもいいとこ探し

子供の成績が下がった時でも、

あら探しをして責めるのではなく、

「ここはよく出来てたよね!」と、

いいとこ探しをしているお母さんがいます。


その子は決して勉強が得意というわけではありませんが、

私との授業も普段から楽しみにしてくれているようで、

これから先も勉強嫌いになる確率は低いなと思います。


子供が勉強嫌いになる理由。


その多くは「わからない」からだと思いますが、

それ以上に大きい理由は、

「出来なかったことを責められる」

からだと私は思っています。


出来なかったことに対しては、

本人が一番悔しさを感じているはず。

そこにわざわざあら探しまでして、

子供から余計にやる気を奪う必要、

どこにあるのでしょうか。


もちろん反省することは必要です。

でも大事なのは「次」ですよね。


あら探しをして子供を責めるだけでは、

親子の関係が悪化することはあっても、

事態が改善することはありません。


テストというのは健康診断と一緒です。


健康診断の結果が悪かったからといって、

「どうしてお前は不健康なんだ!」と、

責めたところで何の解決にもなりません。


精神的に追い詰められて、

ますます不健康になってしまいますよね。


でも似たようなこと、

私たちは子供たちにしているように思います。


中学校も高校も、もうすぐ定期試験が始まります。


もちろん良い結果を出して欲しいというのは、

親御さんの願いでもあり、私の思いです。


でも、こちらの期待通りの結果を、

必ずしも子供が出してくれるとは限りません。

期待が大きければ大きいほど、

失望感に襲われることもあるかと思います。


そんな時、つい感情的になって、

子供のあら探しをしたくなる気持ち、

私にも痛いほどわかります。


でも、大事なのはあら探しではなく、

「次」をどうするかですよね。


あら探しはなるべく控えめにして、

出来ればいいとこ探しをしてあげて、

「次」につながる接し方を、

私たちは考えるべきかもしれません。







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by sawayoshi45 | 2018-05-28 23:40 | 教育のこと | Comments(0)

人(子供)の行動にはワケがある

最初にあの映像を見たときは、
「なんて卑劣な選手だろう」
と、正直思いました。

でも謝罪会見に現れたその選手は、
意外にもとても真面目そうな好青年。
少なくとも私にはそう見えました。

会見の内容を聞いて、
本当に卑劣だったのは選手ではなく、
指導者側だったことが明らかになりました。

もうおわかりだと思いますが、
例の日大アメフト部問題です。

指導者側は、あくまで選手の単独行動、
という形にしたがっているようですが、
百歩譲って仮にそうだったとしても、
選手をそこまで精神的に追い込んだ罪は、
辞めて済む問題ではありませんよね。

以前、塾に勤めていた頃、
頻繁にカンニングをする子がいました。
その子は当時まだ小学生でした。

小学生の子がカンニングをしてまで、
「出来たフリ」をする理由。
大人の方ならだいたい予想がつきますよね。

私はその子を叱るのではなく、
あえて気付かないフリをしながら、
「間違うことは恥ずかしいことじゃないよ」
「間違ったらまたやり直せばいいだけ」
といったメッセージをその子に送り続けました。

多少時間はかかりましたが、
いつの間にかその子のカンニング癖は直り、
それまで一向に上がることのなかった成績も、
少しずつ上向きになっていったのを覚えています。

日大アメフト部の件もそうですが、
人間、特に子供の行動には、
必ず何らかの理由があります。

程度の差はあれ、指導を受ける側は、
指導する側からのプレッシャーを、
常に受けているのも確かだと思います。

子供がカンニングをした。
子供がウソをついた。
子供が反抗的な態度をとった。

こんな時、子供をただ叱り飛ばすだけでは、
何の解決にもなりませんよね。

大事なのは力ずくで解決することではなく、
その行動をとった理由に思いを馳せ、
その子にしっかり向き合うことだと思います。






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by sawayoshi45 | 2018-05-24 23:22 | 教育のこと | Comments(0)

速読よりも精読を

国語が得意な生徒か苦手な生徒かは、
音読をさせてみるとたいていわかります。

苦手な生徒は誤読や飛ばし読みが多く、
文章を正しく読むことが出来ません。
そしてとにかく早く読もうとします。

読み間違いを私が指摘しても、
正しく読み直そうとする気持ちはなく、
勝手に先を読み進める子もいます。

特に男の子に多いようですが、
読むのがよっぽど面倒なんでしょうね(笑)。

一方、国語が得意な生徒は、
意味を理解しながらしっかり読むこと、
つまり精読が出来ます。

物語の会話文なんかは、
感情を込めて読んでくれる生徒もいます。
文章に入りこめている証拠ですね。

このような生徒は、
解き方のコツを覚えるだけで、
大きく成績を伸ばすことが出来ます。

確かに速読が出来るというのは、
生きていくうえでは便利かもしれません。
でも少なくとも受験の国語において必要なのは、
速読力ではなく精読力だと私は思います。

テストで時間がなくなるのを恐れて、
無理に速く読もうとする子もいますが、
いくら速く読んでも内容が理解できなければ、
設問に正しく答えることは出来ませんよね。

当然、見当違いの答を書いて、
失点を重ねるという悪循環に陥ります。

その状態を抜け出すには、
まずはしっかり読むことを心がけること。

「うちの子は国語が苦手」

そう思っている親御さん方。

問題は解かなくても構いませんので、
まずはゆっくり丁寧に読むことを心がけて、
音読の練習をさせてみてはいかがでしょうか。

といっても、子供が中高生ともなると、
親の言うことはなかなか聞いてくれませんので、
やはり小学生のうちに音読の習慣をつけるのが、
ベストかもしれませんね。






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by sawayoshi45 | 2018-05-21 23:43 | 勉強のこと | Comments(0)

格好悪い練習の積み重ね

スポーツ選手の華麗な技に憧れて、
そのスポーツを始めてはみたものの、
実際は地味でつまらない練習ばかり。

そんな退屈な練習に飽き飽きして、
「自分には才能がないから」と言い訳し、
結局すぐにやめてしまった経験。

きっと皆さんにも1つや2つは、
あるのではないでしょうか。
私もそうやって夢をひとつひとつ、
諦めてきたきた人間のひとりです(笑)。

先日、NHKの「プロフェッショナル」で、
体操の内村航平選手が出演していました。

私たちから見れば、彼はまさに体操界の天才。
きっと小さい頃からすごかったかと思いきや、
意外にも学生の頃の彼は、
本番に弱いタイプの選手だったそうです。

その彼が「天才」に変わったきっかけ。

それはアテネオリンピックの金メダリスト、
冨田洋之選手が「格好良い練習」ではなく、
ひたすら「格好悪い練習」に泥臭く向き合っている。
その姿を見てからだとか。

彼は番組の中でこう言っていました。
「退屈で格好悪い練習の中に、
面白さを見つけることで先が見えてくる」と。

内村選手に限らず、一流のスポーツ選手からは、
似たような言葉を聞くことが多いですね。

勉強の世界も同じだなと思います。

偏差値40からでも難関大学合格が可能!

こういった言葉に魅せられて、
「よし、自分も挑戦してみよう!」
と意気込んで受験勉強に取り組んでみたものの、
実際の勉強は地味で退屈なものばかり。

それで「自分には無理」と、
諦めてしまう子も少なくないようです。

でもそういった「格好悪い練習」を積み重ねることで、
いつか光明が見えてくるのも事実。
要はそこまで続けられるかどうかの問題ですね。

スポーツ選手の華麗な技も、
受験においての一発逆転合格も、
「格好悪い練習」の積み重ねがあってこそ。
忘れてはいけませんね。






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by sawayoshi45 | 2018-05-16 23:56 | 勉強のこと | Comments(0)

五風十雨

「五風十雨(ごふうじゅうう)」
という言葉があります。

五日にいっぺん風が吹き、
十日にいっぺん雨が降る。
農作物が最も良く育つ気候条件だそうです。

一生何の苦労をすることもなく、
好きなことだけをして暮らせるなら、
それに越したことはありませんが、
長い人生、そういうわけにはいきませんよね。

生きていれば必ずどこかで、
「風」が吹くこともあれば、
「雨」が降ることもあります。

でもこの「風」や「雨」があるからこそ、
私たちも人間として成長することができる。
まあ、そんなところでしょうか。

私と生徒との関係も一緒です。

生徒を長い年月で見ていると、
最初から最後まで何事もなく、
うまくいくなんてことはまずありません。

どんなに真面目で優秀な子であっても、
途中で何らかの問題が出てくるのが普通です。

最初は物珍しさ(?)からやる気になって、
すぐに成績が上がることもありますが、
その後もずっとモチベーションを維持できる子は、
ほとんどいません。

子供の感情の起伏の激しさは天下一品。
必ずどこかで慣れというか、飽きがきます。

授業中に眠そうな態度を取り始めたり、
突然、宿題をサボるようになったり・・・。

こういったことが起きると、
多くの親御さんは焦り始めるようですが、
私にとってはある意味、日常茶飯事。
むしろここからが勝負だと思っています。

というのは「雨降って地固まる」の言葉通り、
この時期を我慢強く乗り越えることで、
さらによい関係が築けることを、
経験上、知っているからです。

思春期の子供たちの感情に、
「風」が吹いたり、
「雨」が降ったりするのは当たり前。

むしろ問題なのは、私たち大人が、
子供たちの「風」や「雨」に過剰に反応して、
無理やり押さえこもうとすることではないか。
私にはそんな気がします。






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by sawayoshi45 | 2018-05-12 22:55 | 教育のこと | Comments(0)

中学受験を失敗に終わらせないために

もし受験当日3日前に、
お子さんの第一志望校の受験問題が、
流出してお金で買えるとしたら、
あなたは欲しいと思いますか?

もし買ってでも欲しいと思ったなら、
あなたは受験生の親として失格。
子供に中学受験はさせるべきではない。

以前、こんな記事を読んで、
なるほどそうかもしれない、
と思ったことがあります。

実は東京に住む私の親戚の中にも、
中学受験で失敗した人がいます。

といっても、ここでいう失敗というのは、
不合格ということではありません。

第一志望校に合格はしました。
ただ、合格までの過程が間違っていたため、
合格後、子供は全く勉強しなくなりました。

私の叔母は、自分の息子に、
「合格さえしたら、ゲームを好きなだけやってもいいから」
と約束して、受験勉強をさせていたそうです。

子供は合格後、
その約束を忠実に守りました(笑)。
今でこそ笑い話となっていますが、
当時の親子バトルは凄まじかったそうです。

大学受験や高校受験の場合は、
ある意味、本人次第という所もありますが、
中学受験は子供がまだ幼いために、
親子の共同作業といった側面が強いですよね。

それだけに親が「合格」にこだわり過ぎると、
親子ともに間違った方向に進んでしまうことも、
少なくないようです。

中学受験を通して、
子供に何を学ばせるのか。

ただ受からせるだけが目的なのか。
子供に学ばせることが目的なのか。

親がその目的を見誤りさえしまければ、
たとえ結果が不合格だったとしても、
その経験は子供にとって、
大きな「学び」になるのではないでしょうか。






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by sawayoshi45 | 2018-05-07 23:09 | 教育のこと | Comments(0)

失点を最小限に抑える工夫

自分の趣味の話で恐縮ですが、
先日、我がドラゴンズの松坂投手が、
移籍後、初勝利をおさめました。

これまでも2回登板し、
良いピッチングをしながらも、
味方の援護がなく勝ちつかず。

でもこの日は、初回3点のリードを、
6回まで守り抜いての初勝利。

この日はドラゴンズファンのみならず、
松坂投手の投球術に酔いしれたプロ野球ファンも、
多かったのではないかと思います。
もちろん私もその一人です。

中でも圧巻だったのは5回表のピッチング。
2アウト満塁、1打同点の大ピンチの場面です。
相手はDeNAの強打者、宮崎選手。
前の打席でもヒットを打たれています。

ここで普通のピッチャーなら、
相手打者を抑えるために必死になるはず。

でも彼の選択は、無理に勝負をせず、
あえて四球の押し出しで1点を与え、
次の梶谷選手を打ち取ってピンチを切り抜けました。

これがたまたまの結果ではなく、
全て計算通りというのがすごいところですね。

1点も取られまいと強引に勝負にいき、
結局大量点を奪われてしまう。
そんなピッチャーが多い中、
冷静に戦況を見つめ、勝つための最善策を選択できる。

これぞ経験豊富な一流のピッチャーのなせる業、
といったところではないかと思います。

「合格するためには、あえて捨てなさい」
私はよく受験生たちに話しています。

合格に必要なのは満点ではなく合格点。

合格点に達する勉強をすればいいだけなのに、
多くの受験生たちは満点を取ろうとして、
やみくもに手を出し、逆に失点を重ねている。

私にはそんな気がしてなりません。

誰でも得意不得意があるのは当たり前。
その中で考えるべきことは、
「満点を取ろうとする」ことではなく、
「失点を最小限に抑える工夫」ではないでしょうか。

松坂投手の投球術を見ていて、自分のその考えが、
「自信」から「確信」に変わったサワダです(笑)。






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by sawayoshi45 | 2018-05-03 23:09 | 勉強のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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