教育よりも学歴?

「読書感想文1枚5000円で請け負います!」

子供たちの夏休みの宿題を、
代わりにやってくれるサービスが、
今とても人気だそうです。

学校の宿題をとても一人では出来そうにない。
そんな教え子の宿題を手伝っている私も、
ある意味同類と言われればそれまでなんですが、
さすがに感想文は本人に書かせています(笑)。

また気になるのは、
このサービスを利用しているのが、
勉強を苦手としている生徒というよりは、
むしろ勉強を得意としている中学受験生に、
多いといういこと。

塾の宿題で忙しいから学校の宿題が煩わしい。
そんな理由で利用している子が多いようですが、
何となく違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

「宿題が全く分からないから助けてください!」
までは私にもよく理解できますが、
「宿題を代わりにやってください!」
というのは、ある一線を越えている。
そんな気がしてなりません。

もし私が私立中学の教師だったら、
そうやって受験を乗り越えてきた生徒は、
正直あまり歓迎したくありません。

まさに「本末転倒」ですよね。

さらに驚きなのは、
これを利用するのが小中学生だけではなく、
レポートや卒論に追われる大学生にまで及ぶということ。
しかもある程度名の知れた有名大学の。

きっと宿題代行サービスを利用して、
効率的に(?)受験を乗り越えてきた生徒たちが、
大学生になっても要領よく(?)、
利用しているのかもしれませんね。

ここまでくると、
「一体学歴って何だろう?」
と疑問を抱かずにはいられません。

少し前に大学の裏口入学が問題になりましたが、
これも子供ばかりでなく私たち大人が、
「教育」よりも「学歴」を優先させてきた結果、
と言えるかもしれませんね。

学校の宿題をギリギリになって慌ててやる経験も、
結局、間に合わずに先生に叱られるという経験も、
その子にとっては大事な「教育」であること。

私たちは忘れてはいけないと思います。






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# by sawayoshi45 | 2018-08-03 00:00 | 教育のこと | Comments(0)

苦手教科はほどほどで

「夏期講習で一気に苦手克服!」

塾ではこういった言葉が飛び交う時期ですね。
確かに時間に余裕のある長期休暇の間に、
苦手克服というのは理にかなっていると思います。

でも現実的に考えてみれば、
今まで簡単に克服できなかったからこそ、
その子にとって苦手教科になっているわけで、
それをほんの数日間の短期講習だけで、
完全に克服というのはやはり無理がありますよね。

さらに苦手教科にこだわり過ぎて、
ますます勉強嫌いになってしまうのであれば、
むしろ逆効果とも言えます。

過去に教えていたある生徒は、
苦手教科を克服するために、
受験数か月前からほぼ毎日、
塾に通うことにしました。

教えてもらう教科は苦手教科の1教科のみ。
さすがに毎日教えてもらえば克服できるだろうと、
本人も親御さんも考えたようです。

でも実際の入試でのその教科の点数は、
塾に通う前とほとんど変わりませんでした。

基本的には真面目な生徒なので、
決してサボっていたとは思えませんし、
塾の先生と合わなかったわけでもないようです。

ただ、私から見ても、
その教科に対する興味と記憶力が、
かなり弱いという印象はありました。

ですから私としては、
苦手教科はこれ以上ひどくならない程度で良しとし、
その分を他の教科でカバーしようと考えましたが、
やはり受験を前にして、
本人も親御さんも焦ってしまったのだと思います。

何とか合格はしたものの本人の中には、
「これだけやったのに結局上がらなかった」
という思いが残り、
その後、勉強への意欲も失いかけました。

そこから気持ちを立て直すのが、
とても大変だったのを覚えています。

小学校までろくに本を読んだこともない私は、
中学校時代、国語がとても苦手でした。

そこから意識して本を読むようにして、
国語の問題集をたくさん解き、
何となくコツをつかめたかもと感じたのは、
それから数年後、大学受験直前でした。

もちろん個人差はあるでしょうが、
もともと国語の苦手な子が、
漢字を覚え、語彙力を身につけ、
さらに読解力を磨くまでには、
やはりそれなりの時間がかかります。

そう考えると、苦手教科の克服に、
あまりこだわり過ぎるのもどうかと思います。

誰にでも得意不得意があるのは当たり前。

子供に限らず大人でさえ、
不得意なものをやらされるのは、
それだけでモチベーションが下がりますよね。

無理に苦手を克服しようとするよりも、
その苦手をどうカバーするかを考えるほうが、
受験ではうまくいくような気もします。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-30 00:16 | 勉強のこと | Comments(0)

夏休みが憂鬱?

テスト前は、
「テスト前に頑張らないでいつ頑張るの?」
と言われ、

テストが終わると、
「テストは終わってからが勝負なんだから」
と言われ、

そして夏休みに入ると、
「夏休みは受験の天王山!」
と発破をかけられる。

その片棒を担いでいる私が言うのも何ですが(笑)、
今の子供たちは本当に忙しいなって思います。

「僕たちはいったいいつ楽になるの?」
と嘆いている子供たちもいるかもしれませんね。

「夏休みが始まれば毎日塾、逆に憂鬱です」

過去の教え子に、
こんなことを言っていた小学生がいました。

「休みが憂鬱」なんて子供に言わせてしまう環境、
異常だと思うのは私だけでしょうか?

「さあ、夏休みになったら何しよう!」と、
夏休みを心待ちにしていた私の時代とは、
ずいぶんと子供たちの環境も変わったなと思います。

余計なお世話かもしれませんが、
「この子たちの精神状態は大丈夫だろうか?」
と、ちょっと心配になることもあります。

私としては受験生でない限り、夏休み中は、
「遊ぶべき時は遊ぶ、やるべき時はやる」
といったメリハリのある生活さえ出来ていれば、
いいのではないかと思っています。

お給料をもらって働いている大人でさえ、
休みがなければ不満も出ますし、
精神病にもなります。

何の見返りもなしに勉強させられる子供たちが、
休む暇さえ与えられないとなれば、
いつかその不満を爆発させてもおかしくありません。

適度にやって適度に休む。

子供たちには、
どうかバランスの良い夏休みを、
過ごして欲しいなと思います。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-26 23:26 | 教育のこと | Comments(0)

プロ家庭教師の役割

「ウチのような子でも見てもらえますか?」
「今までこんな子教えたことありますか?」

勉強が極端に苦手なお子さんや、
発達障害のお子さんを持つ親御さんから、
こういった相談を受けることがあります。

結論から先に言わせてもらうと、
「そんなことは一切気にしないでください」
というのが、私の正直な思いです。

以前、発達障害の子を持つ親御さんが、
次のようなことをおっしゃっていました。

『今まで塾や学生家庭教師を試してきましたが、
なかなか先生に理解してもらえず、
後味の悪い辞め方ばかりしてきました。

学校でもトラブル続きで、
親子共々、苦労することが多かったです。

今さら成績を上げて欲しいとか、
良い大学に入って欲しいとか、
そんな気持ちは全くありません。

ウチのような子のことを理解してくれて、
目先の結果にこだわらず、
長い目でサポートしてもらえたら、
とてもありがたいです』と。

自分で勉強できる自学力のある生徒には、
そもそも塾や家庭教師は必要ありません。

また競争心が強く、高い目標を持ち、
仲間やライバルと切磋琢磨できる生徒なら、
家庭教師よりも集団塾のほうが向いています。

ですから家庭教師という仕事は、
それ以外の生徒のために、
存在していると私は思っています。

もちろん成績を上げて志望校に合格させるのが、
プロ家庭教師としての大きな仕事であり、
それを求められているのも承知しています。

ただ、いろんなタイプの生徒に出会って、
5年6年という長期にわたって、
その子たちに関わっていけるのは、
プロ家庭教師にしか出来ないこと。

このような親御さんに支えられて、
20年間続けて来られたんだなとつくづく思います。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-22 00:43 | 家庭教師のこと | Comments(0)

ゆっくりやるから力がつく

義母が背骨の骨折で入院し、
現在退院に向けてリハビリ中です。

最初は早く退院したいという思いで、
リハビリをはりきっていたところ、
先生に叱られたそうです。

「そんなに早く歩いたらダメ!」
「ゆっくり歩かないと筋肉はつかないんだよ」と。

リハビリはゆっくり時間をかけてやるもの。
急いでやっても良いことは何ひとつない。
そのように教わったそうです。

という記事を書きましたが、
それにも通じる言葉だなと思いました。

どんなに時間がかかっても、
算数の難問を自分で解きたがる教え子がいます。
どうしてもわからない時だけは、
私からヒントをもらうこともありますが、
最後の答は必ず自分で出そうとします。

私の役割は小出しにヒントを与えることと、
本人が答を出した際に、
「正解」か「残念」かを告げることだけ。

その生徒にとって、1問の問題に、
20分30分かけるのは当たり前ですので、
当然進みは遅くなります。

でもその生徒は1問解くごとに、
確実に力をつけている感覚が私の中にあり、
また本人もそれを自覚しているようで、
勉強に対してとても前向きに取り組めています。

もちろんこういった勉強方法は、
まだ時間に余裕のある小学生だからこそ、
出来るやり方であって、
やるべきことが増える中高生ともなれば、
そういうわけにはいきませんね。

でもだからこそ、せめて小学生のうちは、
教えられるだけの勉強ではなく、
じっくり時間をかけて考える勉強をして、
「勉強体力」をつけることが大事ではないか、
そんな気がします。

先に進むだけの授業と大量の宿題で、
逆に「勉強体力」が衰えている生徒、
たくさん見かけます。

リハビリの基本はゆっくり時間をかけて。

お子さんの勉強、
本当に「勉強体力」をつける勉強になっていますか?
与えられた課題を終わらせるためだけの、
ただの「作業」になっていませんか?






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# by sawayoshi45 | 2018-07-17 23:42 | 勉強のこと | Comments(0)

平地を増やす

先日、落語家の桂歌丸さんがお亡くなりになりました。

歌丸さんの落語を初めて生で見たのは高校生の頃。
我が母校で落語を披露してくださったのを覚えています。
それ以来、私の好きな落語家さんの一人です。

そこで「歌さん語録」がないかと調べてみたら、
とても印象に残る「名言」がありましたので、
今回はそれを紹介させて頂こうかと思います。

噺家人生を振り返ると、山あり谷あり、
よくここまで来たなあと思います。
最近になってやっと平地に足が着いて、
歩いている感覚があります。
芸が少しうまくなったら、
そこはキープしなければいけない。
そしてまた上がってキープ。
落ちてしまったらいけない。
いかに平地を増やして登り続けるかが、
大事なんだと思います。

自分の仕事にも通じる言葉ですし、
子供たちの勉強にもきっと同じことが言えますよね。

子供たちはよくテストが終わった後に、
「次は頑張ります!」と宣言します。

でも、そう宣言した生徒の中で、
本当に次に頑張った生徒を、
私はあまり見たことがありません。

私から見て本当に頑張っている生徒は、
いちいち「頑張る」とは宣言せずに、
淡々とやり続けている印象があります。

まさに「平地を増やして登り続けている」
といった状態ではないかと思います。

そういう意味では、
「頑張ります!」と宣言しているうちは、
まだまだなのかも知れませんね。

頑張ることは「特別」なことではなく、
あくまで「平地」。

そう思えるようになって初めて、
本当の学力がつくということかもしれません。

さて、明日から世間は3連休ですが、
私はいつも通り授業が入っています。
明日からの授業も頑張ります!(笑)






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# by sawayoshi45 | 2018-07-13 23:30 | 人生のこと | Comments(0)

見るべきは結果ではなく子供の姿

教え始めてすぐに結果を出す、
という生徒がたまにいます。

本人や親御さんに喜んでもらえるのは、
確かに嬉しいことではありますが、
教えている私の立場からすると、
「次が怖い」というのが正直なところです。

もちろんそれをきっかけに、
本人がやる気になってくれるのであれば、
何の問題もありません。

でも子供たちの中には、
私たちが思う以上に、
発想が単純な子もいます。

「教えてもらえば上げてもらえる」
「テスト前に対策をしてもらえば出来る」

そう勘違いする生徒が少なからずいます。

ですから本人や親御さんの気持ちとは裏腹に、
私にとって「すぐに結果が出る」というのは、
必ずしも喜ばしいことではありません。

やはりある程度の時間をかけて、
上がったり下がったりを繰り返しながらも、
勉強に向かう姿勢を少しずつ整えていく、
というのが理想的ではないかと思います。

教え子が通うある中学校の定期テストで、
数年前と全く同じ問題が出たそうです。

これは明らかに教師の怠慢だと思いますが、
たまたま過去問で対策をしていた塾があって、
その塾に通っていた生徒たちは、
「全く同じ問題が出てラッキー!」と、
大喜びだったそうです。

でもこれって本当に喜ばしいことでしょうか?

この生徒たちはこれから先も、
コツコツ努力を続けようと思うでしょうか?

テストをすれば結果が気になるのは当然です。

でもだからといって、
結果だけを見て子供を褒めたり叱ったり、
というのが間違いであること、
わかって頂けるのではないかと思います。

本当に見るべきは結果ではなく、
テストに向けてどう頑張ってきたか、
そしてこれからどう頑張ろうとしているか、
といった子供の姿ではないでしょうか。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-09 22:50 | 教育のこと | Comments(0)

早くてもゆっくりでも

私の母は常に安全運転。
見晴らしのいい直線道路でさえ、
制限速度を超えて運転することは、
ほとんどありませんでした。

ですから私が子供の頃は、
一緒に乗っていると、
他の車によく追い越されました(笑)。

ただ、ついさっき追い越していった車が、
次の赤信号で停まっている所に追いつくと、
「早くてもゆっくりでも結果は同じ」
とよく言っていたのを覚えています。

子供の頃は、「そんなわけないだろう」
と思っていた私ですが、
今教える立場になって、
その頃の母が言っていた言葉の意味が、
少しは分かるようになった気がします。

「授業ではいつも私が一番出来ないのに、
テストになるとなぜかみんな私より出来ていない」

こんなことを言っていた元教え子がいました。

詳しく話を聞いてみると、
他の友達は進学塾に通っていて、
学校よりもずっと先の勉強をしているそうです。

そのため学校の授業での友達は、
「ああ、それ知ってる」
といった感じになるそうです。

その子の場合は週1回の私との授業だけ。

私の場合は極端な先取りはしませんので、
最初はどうしても友達に比べて、
少し遅れをとることが多いそうです。

でも実際のテスト結果をみると、
友達よりその子のほうが良い点数を取っている。

その子は不思議に思っていたようですが、
大人の方ならその理由、想像がつきますよね。

勉強は早ければいいというわけではありません。
もちろん理解が伴ったうえで、
早く進むのは一向に構いません。

でも理解することよりも、
進むことが目的になっている勉強は、
やはり間違っているように思います。

私の母は、
「早くてもゆっくりでも結果は同じ」
と私に教えてくれましたが、
私の場合は、
「早くよりゆっくりの方がいいこともある」
と教え子や親御さんに伝えていきたいなと思います。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-05 23:48 | 教育のこと | Comments(0)

たかが中学受験

中学受験を控えたお子さんを持つ親御さんには、
お叱りを受けそうなタイトルですが、
どうか広い心で読んで頂けたら幸いです。

受験が迫っているのに成績が上がらない。
上がらないどころかむしろ下がった気がする。
受験生ならきっと誰もがぶつかる「壁」ですね。

順調に成績を伸ばしてそのままの勢いで合格。
というのがもちろん理想的ではありますが、
現実はそう簡単にいくわけではありません。

これは本人の学力が下がったというよりは、
周りに急に伸びてきた生徒がいること、
あるいはもともと力のある生徒が、
受験を前に入塾してきたことによる現象ですが、
当の本人と親御さんにとっては、
気が気でなくなるのは確かですよね。

でも中学受験に詳しいある先生によると、
そんな時に遊びや睡眠時間を削って、
無理やり勉強時間を増やしたところで、
ほとんど効果はないそうです。

それは子供の勉強量が問題なのではなく、
精神状態が大きく関わっているからです。

「また出来なかったらどうしよう」
「出来なかったらまた叱られるかも」

そういった子供の精神状態が、
子供からやる気を奪い能力を低下させ、
悪循環を生みだすそうです。

中には勉強のストレスで、
体調を崩してしまう生徒もいます。
そうなっては元も子もありませんよね。

以前お世話になったある親御さんは、
この現状を打破するために、
それまで通っていた中学受験塾を、
あえて辞めるという選択をしました。

理由は毎週のテスト結果に、
いちいち心を惑わされるのが煩わしいから、
だそうです。

それに受験と言ってもたかが中学受験。
これで人生が決まるわけではない。
もし落ちたら公立に行けばいいだけ。

そう覚悟を決めたということでした。

なかなか思い切った決断ですが、
その子の場合、この親御さんの決断が、
功を奏しました。

塾を辞めたことで、
テストを受ける機会は減りましたが、
その分、点数や偏差値に惑わされることなく、
自分のペースで勉強出来るようになりました。

結果、それまでよりも力がつき、
第一志望の中学に合格することが出来ました。

おまけにその時に培った自学力のおかげで、
中学校以降も塾に頼ることなく、
好成績を維持することも出来ました。

塾にとっては皮肉な結果となりましたが、
世の中って案外そんなものかもしれませんね。

受験前にあえて塾を辞めるという選択は、
なかなか出来るものではありませんが、
親子共に行き詰まってしまったときは、
「たかが中学受験」と開き直ることで、
案外道が開けることもあるかもしれませんね。






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# by sawayoshi45 | 2018-07-01 22:57 | 教育のこと | Comments(0)

子供のストレス

授業中に2回も3回も、
トイレに行きたがる生徒がいます。

たまたまその日だけ、
体調が悪かったというならいいのですが、
これが毎週のこととなると、
さすがに気になりますよね。

実はこういった生徒が置かれている環境には、
ある特徴があります。

それは受験(特に中学受験)を控えた生徒、
あるいは中学受験は終えたものの、
その後さらに厳しい環境のもとで、
難しい勉強を強いられている生徒たちです。

公立中学校でのん気にやっている生徒には、
こういった現象はほとんど見られません。

私は脳や心理学の専門家ではありませんので、
詳しいことはよくわかりませんが、
ここまで顕著な特徴が見られるということは、
やはり子供のストレスと無関係とは思えません。

これはストレスを抱えた子供たちの、
防衛本能であり逃避行動ではないか。
そんな気がしています。

以前教えていた生徒が、親御さんの都合で、
中学校の途中に転校することになりました。

それまで通っていた中学校は、
割とのんびりした地域ということもあって、
勉強も部活も適度に頑張って、
楽しい学校生活を送っていました。

でも転校先の中学校は、
札幌で1,2を争うぐらいの、
レベルの高い生徒が集まる学校でした。

競争心の強い子なら、その環境の下で、
かえってやる気になるかも知れませんが、
その子は優しく穏やかな性格だったので、
その学校の雰囲気が肌に合わなかったようです。

通い始めてすぐに体調を崩すようになりました。
私との授業でも何度もトイレに行くようになりました。
本人にとっては相当なストレスだったんでしょうね。

幸い前に住んでいた家には、
まだ祖父母が住んでいたため、
親御さんはすぐさま、
前の学校に戻す決断をしてくれました。

それからは彼の体調不良はなくなり、以前のように、
勉強に部活にと頑張る生徒に戻りました。

もしあの時、親御さんが体裁にこだわり、
無理やりにでもその学校に通わせようとしたら、
不登校になり鬱病を患っていたかも知れません。

厳しい環境のもとで、
子供を鍛えたいという気持ちはわかります。
でもそれに耐えられる子と、
耐えられない子がいるのも事実です。

子供のストレス、
決して侮ってはいけませんね。






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# by sawayoshi45 | 2018-06-27 23:24 | 教育のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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