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こうすれば、こうなる?

こうすれば、こうなる?_f0015391_134497.jpg
何とか生きてはいますが、
不覚にもちょっと風邪気味です。
子供たちに移さないように、
気をつけなくちゃね。



このブログの読者の方なら、
もうお気づきかも知れませんが、
私は、「かも知れない」という言葉をよく使います。

優柔不断な性格なのかも知れませんが、
正直言って、断定したものの言い方が苦手です。

「やれば出来る(かも知れない)」
「努力は報われる(かも知れない)」
「勉強すれば、合格できる(かも知れない)」
「頑張れば、幸せになれる(かも知れない)」

う~ん、こう書くと、何だか頼りない感じがしますけどね。(笑)

でも私は、「こうすれば、こうなる」といった単純な発想には、
何となく嫌悪感を抱いています。

私の今までの人生経験上、
「こうしても、こうならなかった」といったことを、
多く経験してきたからかも知れません。(笑)

私は「人生は思い通りにいかなくて当然」と思っています。
もちろん努力は大切です。

ただ、「人生を思い通りにするため」に必要なのではなく、
「思い通りにいかないときのため」に必要。
そのように考えています。

努力には忍耐力が必要です。

みんなが遊んでいるとき、
その誘惑に負けない忍耐力が必要です。

みんながゲームを楽しんでいるとき、
勉強するという忍耐力が必要です。

そうやって鍛えた忍耐力は、
「人生が思い通りにいかなかったとき」に、大きな力を発揮する。

だから、報われるとか報われないとかは関係なく、
努力をすることにこそ価値がある。
子供たちには、そのように伝えています。

「どうすれば点数が取れますか?」
「どうすれば成績が上がりますか?」

スイッチひとつで何でも出来る環境で育ってきた子供たちは、
「こうすれば、こうなる」といった方法を簡単に求めてきます。

でも、勉強はスイッチひとつで出来るようになるわけではありません。

生活体験、感覚、心の状態、努力の量・・・、
そういったさまざまな要因が組み合わさって、
それが結果として表れてきます。

ですから子供のこういった質問には、

「キミたちの目から見て、
一見ムダに見えることにも真剣に取り組めるようになれたら、
成績も上がるかも知れないよ」

と答えるようにしていますが、
さて、どれだけの生徒にその真意が伝わっているかは、
定かではございません。(苦笑)


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# by sawayoshi45 | 2007-06-26 01:49 | 人生のこと

当たり前のこと

当たり前のこと_f0015391_052717.jpg
体験授業や夏期講習の準備などで、
ちょっと更新が滞りがちですが、
ちゃんと生きてま~す。(笑)




先日、テレビのクイズ番組で、
あるタレントさんがこんなことを言っていました。

「普段はあまり解ることがないんだけど、
たまに自分が解ったときだけは、
なぜ他の人が解らないのか不思議で仕方がない」と。

この感覚、何となくわかるような気がしますよね。
みなさんも同じこと、思ったことないでしょうか?

「子供たちが、なぜ解らないのかが解らない」

私も教えて間もない頃は、
正直こういった感覚を持ったことがよくありました。
それを子供の努力不足のせいにしたこともあります。
これでは、指導者失格ですよね。(苦笑)

自分は解っているから、
自分にとっては、ごく「当たり前のこと」のことでも、
子供にとっては初めての経験。

なかなか定着してくれないのは、
それこそ「当たり前のこと」なんですよね。

でも、自分の思いが先走ってしまうと、
そういった「当たり前のこと」をつい忘れてしまいがち。
気をつけないといけませんよね。

自分にとって、「当たり前のこと」だからといって、
相手にとっても、「当たり前のこと」とは限りません。

自分だって、最初は解らないことだらけだったはずですし、
何度やっても覚えられなかったものもたくさんあったはず。

教えるうえで一番大事なことのひとつは、
「解って当たり前」から、
「解らなくて当たり前」に頭を切り替えることではないかと思います。

「解らなくて当たり前」のことを、
子供たちにどうやって伝えていくか、
そう考えれば、自ずと教える技術は磨かれていきますからね。

教養とは相手の気持ちが分かること。
養老孟司さんの言葉ですが、ホント、その通りだなって思います。

子供に接する仕事をしている以上、
自分が子供だった頃の気持ち、
忘れないようにしたいですね。


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# by sawayoshi45 | 2007-06-24 00:56 | 教育のこと

普通の基準

普通の基準_f0015391_031398.jpg


あんな爆発が現実にあるなんて・・・
恐いですね。



今まで30点か40点しか取れなかった生徒が、
塾に通ったら、次のテストで70点を取って帰って来た。

親御さんとしては、とても嬉しいことですね。
「そこの塾に通わせて良かった」と、
その塾に感謝の気持ちでいっぱいになります。

でも、その次のテストで、
その子が60点を取ってきたらどうでしょう?

もともと30点か40点しか取れなかったことを考えれば、
さほどがっかりする点数ではありません。

というか、むしろ喜ばしい点数です。
ただ、前回の70点と比べてしまうと、
10点落ちたことになってしまいます。

親御さんとしては、ちょっと不満が残ります。
以前はあれほど感謝していた塾にも、
不満のひとつも言いたくなります。

中には、それだけで塾を変えてしまう方もいるかも知れません。

「前回30点が70点になったんだから、今度は90点取れるはずだ!」
という根拠のない期待が、不満を募らせる結果になります。

これは、親御さんの心の中で「普通の基準」が変わったからです。

それまでは30点か40点が、その子に対する「普通の基準」でした。
でも、たった1回70点を取ったがために、
その70点が「普通の基準」になってしまった。

まあ、そんなところでしょうか。

勉強も仕事も、いくら頑張ったからといって、
常に「右肩上がり」というわけにはいきませんよね。

たいていは上がったり下がったりを繰り返しながら、
「1年前に比べれば、少しはマシになったかな?」
といった感じだと思います。

子供が持ってきたテストの点数にイライラを感じたとき、
それは、その子に対する「普通の基準」を、
自分の中で勝手に上げているときだと思います。

そんなときは一度、
「半年前の基準」、「1年前の基準」に戻して、
子供の成長を考えてみてはいかがでしょうか?

半年前、1年前に比べれば、
子供ははるかに成長していることに気づくはずです。

以前、「タテの比較とヨコの比較」という記事を書いたことがありますが、
間違っても、他のお子さんを「普通の基準」にしないよう、
気をつけたいところですね。

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# by sawayoshi45 | 2007-06-21 00:12 | 教育のこと

サービス業

サービス業_f0015391_0104870.jpg
何を間違ったのか、
妻が英語の勉強をし始めた。
今までで一番手強い「生徒」?
私の力が試されるときが来たかも・・・(笑)




どうしても生徒を叱る必要があるときは、
必ず授業の前半で終わらせます。

重い雰囲気を後半に引きずりたくないので、
後半は、なるべく明るく授業をするように心がけています。

そして、授業でどんなに厳しい言葉を吐いた後であっても、
帰り際は、いつも笑顔で帰ってくるようにしています。

もちろん私も人間ですので、
その日によって、感情の起伏は多少あるかと思いますが、
これだけは10年間ずっと守ってきたつもりです。

私の仕事は「サービス業」です。
「サービス業」は、お客様を気分良くさせるのが仕事です。

たとえ10点や20点上げられたとしても、
子供や親御さんが、私に対して少しでも苦痛を感じれば、
それは「サービス業」ではありません。

「厳しい指導」もいいですが、
その厳しさを受け入れてもらえる状態を作るのも、
私たちの仕事だと思います。

ただ闇雲に「厳しい指導」を売り物にするのは、
料理人が何の工夫もせずに料理を出して、
「さあ、食え!」と言っているのと同じです。

自分が差し出した料理をお客さんが食べないからといって、
食べないお客さんに責任を押し付けてはいけません。

食べてもらえなかったら、食べてもらえるような工夫をするのが、
料理人の務めであり、「サービス業」の基本だと思います。

勉強には、どうしても苦痛が伴います。
多くの子供たちにとって、「勉強」は苦痛な作業です。

この苦痛な作業、
本当ならひとりで乗り越えるのが理想ではあるんですが、
そこまで強い精神力を持った子供は、ごくマレです。

多くの生徒は、「いっぱいいっぱい」な状態で、
塾や家庭教師に助けを求めてきます。

ひとりでは、その苦痛に耐えられなくても、
みんなと一緒なら、あるいは、先生と一緒なら、
何とか乗り越えられるかも知れない。

そういった希望をもって、
私のようなところにも依頼がやってきます。

その希望に応えるのが、
「サービス業」である私たちの務めだと思います。

自分の授業が価値あるものかどうか、
それを判断するのは「サービスする側」の人間ではありません。
あくまで「サービスを受ける側」の子供と親御さんです。

「先生の来る日が楽しみ」

まだまだ力不足ではありますが、「サービス業」に携わっている以上、
子供や親御さんに、そう思ってもらえる指導を心がけたいなって思います。


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# by sawayoshi45 | 2007-06-19 00:28 | 家庭教師のこと

年に1度のお楽しみ

年に1度のお楽しみ_f0015391_437184.jpg
札幌ドームが出来て間もない頃は、
ヒマさえあれば球場に足を運んでいた私ですが、
ここ数年は、ドラゴンズが札幌に来るときのみ。
今となっては、年に1度のお楽しみ行事となっております。

というわけで、行ってまいりました。
日本ハムファイターズ対中日ドラゴンズの交流戦。

日本ハムファン9割、ドラゴンズファン1割、
札幌市民なのに、私にとっては「アウェイ」での応援でした。(笑)

でも、十分満喫してまいりました。
これでまた、明日からの仕事、頑張れそうです!(笑)

それにしても、日本ハムファン、増えましたねえ~。
1年ぶりに来たドームですが、
日本ハムファンの多さには正直ビックリしました。

数年前までは、巨人ファンしかいなかったこの地で、
ホント、よくここまで根付いたなって思います。

これも新庄様様ですね。

まあ、いずれにしろ北海道が盛り上がるのはいいこと。
少しでも、それにあやかりたいものでございます。(笑)

あっ、結果ですか?
3対2でドラゴンズの勝ち!
9割の日本ハムファンの方、どうもすいません!


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# by sawayoshi45 | 2007-06-17 01:58 | どうでもいいこと


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

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